ヨブ記15章1~16節
あなたは神に向かっていらだち、このような言葉を口から吐いている。(13節)
 
黙想
エリファズはヨブが神に嘆きを訴えているのを「神に向かっていら立っている」ととらえました。ヨブの訴えはそれほど切実だったのです。エリファズにとって神は裁くお方であるから人が神に何を言っても無駄で、自分の中に罪を探すことが大事と思っていたのでしょう。
 
果たしてそうでしょうか。神は人を造られて祝福されたお方です。人を愛し慈しまれます。エリファズは神の愛に気づいていません。神は人に裏切られても忘れ去られても、諦めることなく私たちを導いてくださいます。
 
そのしるしは神の御子イエス様です。イエス様の生涯は貧しく厳しいものであり、罪なき者でありながら罪人として処刑されてしまいました。しかしそれで終わりではありませんでした。神の愛を示すために三日後によみがえられました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。