ダニエル書5章13~23節
父王様は人間の社会から追放され、心は野の獣のようになり、野生のろばと共に住み、牛のように草を食らい、天から降る露にその身をぬらし、ついに悟ったのは、いと高き神こそが人間の王国を支配し、その御旨のままに王を立てられるのだということでした。(21節)

黙想:
ベルシャツァル王はダニエルを呼び、謎の文字を説明するよう命じました。ダニエルは意味を説明する前に王の言行を正しました。父王が野の獣と同じ暮しをさせられ、それによって、ようやく神が世界を支配しておられることを悟ったというのに、その子ベルシャツァル王は神を畏れ敬おうとはしていないことを戒めました。

このことは人の心がいかに神から離れやすいかを示しています。神が何度も預言者をこの世に遣わし、神ご自身が御旨を現されても、人はこの世のはかないものに目を奪われてしまいます。悔い改めて神に帰ることが必要なのです。

今日も主の祝福をお祈りいたします。