ルカによる福音書9章18~36節
「私に付いて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を負って、私に従いなさい。人が全世界を手に入れても、自分自身を失い、損なうなら、何の得があるだろうか。」(23~25節より)
 
黙想
私たちは苦しみも悲しみもない世界に生きることに憧れますが、私たちに欲望がある限りそのような世界はありません。食べ物の苦労をせず掃除や片付けもしないで暖かい布団で寝たとしても不満は尽きません。すべての人があなたに仕えたとしても満足できなくなります。
 
欲望は私たちが生きるために生まれ持っている欲とは違い、常に今持っていないものを欲しがります。自分を捨てるとはそのことに気づいて、それから抜け出すことです。そしてイエス様に従うならば人生とは生きるに値するものであることを発見します。
今日も主の祝福をお祈りいたします。