ルカによる福音書5章1~11節
イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」(10節より)
 
黙想
イエス様は弟子を招き、弟子たちに福音を宣べ伝える役割をお与えになりました。それは私たちが自分の知恵で神を知ることができないので、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうとお考えになったからです(コリントの信徒への手紙一・1:21)。
 
大漁の奇跡と人をとる漁師の譬えは、弟子たちの投げる福音の網が人々をひきつけ、その網につかまった人が絶望や悩みから解放され苦難の中でも希望をもって生きるようになることを示しています。
 
福音を伝える人を愚かな人だと思ってスルーするか、救いだと信じて神さまに従うか、人には決断が迫られます。今日も主の祝福をお祈りいたします。