ルカによる福音書3章7~20節
悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などという考えを起こすな。言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。(8節)
 
黙想
洗礼者ヨハネの時代のユダヤ人は「自分達は神に選ばれた民だ」と考えていました。ヨハネはそのような人々が弱い人や貧しい人を顧みなかったり、力や悪だくみで他人のものを盗むことに厳しい警告を発しました(10~14節)。
 
「悔い改めよ」とは「生き方を変えよ、神の道を歩め」ということです。私たちも神がついているから何をしても大丈夫ではなく、神に従っているかどうかを省みなければなりません。また、人は悪さもするさ、という生ぬるい生き方に対しても警告の言葉が発せられます(黙示録3章15~18節)。
 
私たちはいつでも神に立ち返ることができます。そのチャンスを逃さないようにしたいと思います。
今日も主の祝福をお祈りいたします。