ヨブ記40章1~5節
そして、主はヨブに言われた。
「非難する者が全能者と言い争うのか。神を責める者はこれに答えよ。」
「非難する者が全能者と言い争うのか。神を責める者はこれに答えよ。」
ヨブは主に答えた。
「私は取るに足りない者、何を言い返せましょうか。私は自分の口に手を置きます。」
(1~4節)
「私は取るに足りない者、何を言い返せましょうか。私は自分の口に手を置きます。」
(1~4節)
黙想
神は沈黙しておられましたが、遂に発した言葉は謂わば「神を対象として議論することを咎める」言葉でした。それまで全能者という言葉で神を語って来たヨブと友に神は叱るようにして人間がどのような存在であるかを分からせました。
それに対してヨブは自分が取るに足りないものであることを認め、そのことを告白しました。この時からヨブの救いが始まったと言っても過言ではないでしょう。神との関係が正しくされたからです。
しかしヨブが心からの叫びをあげていたからこそ神は応えられたのだということを忘れないようにしたいと思います。神に従う者の祈りは見苦しいほどの叫びや嘆きの祈りであっても神は応えてくださいます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。