ヨブ記30章16~31節
私は幸いを望んだのに、災いがやって来た。光を待っていたのに、闇がやって来た。(26節)
 
黙想
肉体の苦痛が続くとき感謝や信仰を口にするより絶望の言葉を言いたくなります。苦しみの日々がヨブをとらえて離しません。ヨブは神に「あなたに向かって叫び求めてもあなたは答えない」と訴えます。友に理解してもらえず、神からも見捨てられる経験はどんなに辛いことでしょう。
 
ヨブの思いや行いとは裏腹に災いや闇がやってきました。私たちにはヨブの苦しみや嘆きを理解することはできません。
 
イエス様は父なる神から見捨てられる経験をされました。十字架の死の直前に「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と叫ばれました。イエス様はヨブの苦しみがどれだけ深いかをご存じです。
今日も主の祝福をお祈りいたします。