ヨブ記29章1~17節
今が昔の日々のようであったらよいのに。神が私を守ってくれた日々のように。(2節)
 
黙想
ヨブは昔の幸せな日々を回想し、今、そのようであったらどんなに良いだろうと思います。誰にでも幸せな日はありました。家族を失い病の床に臥せているヨブは生きるのに耐えがたいでしょう。
 
しかし野の草を見てください。それらは邪魔者として人が抜き続けますが、それでもしぶとく生えています。そして人が抜くのをやめると庭一面に広がります。雑草はいい目に会ったことがない。しかし生命力はどの植物より強く、人が手入れしないならば他を圧倒します。与えられた命を生きようとしている、いわば神の教えに忠実なのです。
 
イエス様は「明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる」と人を野の草に譬えて諭してくださいました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。