ヨブ記19章21~29節
私は知っている。私を贖う方は生きておられ後の日に塵の上に立たれる。(25節)
 
黙想
「友よ、憐れに思ってくれ」とヨブは嘆願します。論争ではなく、慰めの言葉やささやかな助けをもらいたいという気持ちが伝わってきます。ヨブはまた「私を贖う(救う)方は生きておられる」と告白しています。苦しみの中で依り頼むのは生きておられる神だけです。
 
さらに彼は、死は終わりではなく、死の後に神を仰ぎ見ることを信じています。神の御子イエス・キリストは世に遣わされた救い主です。死は人間にとって一番恐ろしい罪ですが、イエス様は死んだ後よみがえることによって死さえも無力なものにされ私たちに希望を与えてくださいました。
 
突然襲い来る死に怯えることなく、神と共に日々を送る生き方が私たちに与えられました。今日も主の祝福をお祈りいたします。