ヨブ記14章1~12節
女から生まれた人間はその人生も短く、苦悩に満ちている。(1節)
黙想
木は枯れたように見えても新しい芽を出すが人間は死ねばいなくなる、とヨブは人生の無常を語ります。そして人は生まれた時から罪深い汚れた存在だと嘆きます。ヨブの嘆きは私たち一人ひとりの嘆きと同じです。
多くの人は人生に無常を感じながら毎日の生活に苦労しつつ生きているのではないかと思います。死ねば何も残らないのだから今生きていることに何の価値があるのかと自問する人がいるかもしれません。ヨブはその極限状態にあります。
しかしヨブは神に訴えることを諦めません。自分の弱さと無力さを訴え、神に憐れみを求め続けます。希望は失われてはいません。
今日も主の祝福をお祈りいたします。