ヨブ記9章11~24節
たとえ私が正しくても、答えることはできない。私を裁く方に憐れみを乞うほかはない。(15節)
 
黙想
ヨブは神の圧倒的な正しさを認め、自分の正しさを神に主張するのではなく憐れみを願うだけであることを親友に語ります。ヨブは神を呪って死んでしまってもおかしくない状況にありながら、どこまでも神の正しさを認めます。
 
その状況を嘆いてはいますが、神が与えたものは不幸であっても逃げずに受け取るというヨブの信仰に圧倒されます。私たちはヨブの嘆きの深さに「神さまどうしてですか」と問いかけたくなります。その問いに神が答えるにはまだ時が熟していませんが、神は嘆きに耳を傾けています。
 
身にふりかかる不条理に怒りを爆発させれば罪を犯してしまいます。忍耐は耐えるだけではありません、そこから得られるものがあります。どう生きるかが問われています。
今日も主の祝福をお祈りいたします。