ヨブ記2章1~13節
「私たちは神から幸いを受けるのだから、災いをも受けようではないか。」(10節)
黙想
ヨブは子どもたちと財産を失うだけでなく、体中に悪性の腫物ができ、一日中体を搔きむしらなければならなくなりました。妻はヨブに「神を呪って死んでしまいなさい」と言いましたが、ヨブは「神から幸いを受けるのだから、災いも受けよう」と返したのでした。
ヨブの信仰はご利益信仰ではなく、主にすべてを委ねる信仰でした。人間はどのように生まれ死ぬかを自分で選ぶことができないように、人生も自分の力だけで思い描いた通りになるわけがありません。
主に従って生き、罪を犯さずに人生を過ごすことの喜びを知っている人は、たとえ外見が弱くても豊かな人生を送ることができます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。