士師記21章16~25節
同じ頃、イスラエルの人々もそこを引き揚げ、自分の部族と氏族のもとへ、それぞれの相続地へと出発した。(24節)
 
黙想
今日で士師記を読み終わります。士師記は出エジプトの民が主の与えた相続地であり始祖アブラハムの住んだ土地に戻って定着する間に、主なる神を忘れ、神に背くことを行ったことが記録されています。悪が増し加わると主は外敵を用いてイスラエルに裁きを与えましたが、それでも主は士師と呼ばれるリーダーを立てて、イスラエルをご自分の元に立ち帰らせました。救いの体験や記憶が忘れ去られると罪が入り込み悪を行うようになることが示されています。
 
歴史の中でキリストの無償の愛を証し続ける人々が起こされているのは救いが起きていることの証です。世界は悪い方向へと向かっているかもしれません。それを方向転換するのはキリストの愛に触れた人々です。
今日も主の祝福をお祈りいたします。