士師記19章1~15節
夫は女に優しく語りかけて連れ戻そうと、従者と二頭のろばを従えて、彼女の後を追って出かけた。彼女が夫を父の家に入れると、娘の父は彼を見て、喜んで迎えた。(3節)
 
黙想
士師時代の最後は士師が現われず霊的に堕落していました。レビ人は神に仕える祭司でありながら多くの財産と妻を持っていました。その妻の一人が彼を嫌い実家に戻ってしまいました。夫は妻と仲直りして連れ戻そうと妻の実家に行き、そこで歓待されました。
 
彼は帰るべき時を逃してしまい、エルサレムの近くで夜となりましたが彼らを泊めてくれる人は誰もいませんでした。堕落したレビ人や互助をしなくなったイスラエルには悲惨なことが起こります。
 
聖書の歴史は神を忘れることの悲惨さを冷徹に描いています。私たちはこの歴史に学ばなければなりません。主は聖書を通してそのことを教えています。今日も主の祝福をお祈りいたします。