士師記16章23~31節
サムソンは主に叫んだ。
「主なる神よ。どうか、私を思い起こしてください。神よ、どうか、もう一度私を強めてください。
私の両目のうち、片方のためだけにでも、ペリシテ人に復讐させてください。」(28節)
 
黙想:
サムソンは目が見えなくなって主のために働くことを知りました。
イスラエルに侵入してきた敵に打撃を与えたいとの彼の願いは聞き入れられ、
彼は建物を支える柱を揺らして建物を倒壊させ、それによって多くの敵は死にました。
サムソンも死んで彼の士師としての戦いは終わりました。
 
彼は強かった時にはその力が主から与えられたものであることに気がつきませんでした。
弱くなってようやく主に依り頼んでイスラエルを解放する働きをしたのです。
彼の生涯は醜聞にあふれたものでしたが、主のために働くという
生まれる前からの使命は、このようにして果たされました。
 
私たちも弱ることに怯えることなく、主の御用を果たしていきたいと願います。
今日も主の祝福をお祈りいたします。