士師記12章1~15節
エフライムの兵士は召集されてツァフォンへ進軍し、エフタに言った。「アンモン人との戦いに向かうとき、なぜ我々に一緒に来いと声をかけなかったのか。あなたの家をあなたと一緒に火で焼き払うぞ。」(1節)
黙想
エフライムとギルアドは兄弟の氏族ですが、内部分裂を起こしてしまいました。外敵よりも深刻な問題です。原因はエフライムがギルアドを見下していたからでした。士師は主に立てられたのだということを双方が忘れた結果、このような分裂が起きてしまい、不幸な結果をもたらしました。
人間はいつの時代でも自分たちを神の位置に置こうとする罪を犯してしまいます。それから解放されない限り人々が平和に生きることはできません。キリストはその罪から解放して下さるためにこの世に来られました。キリストを信じることによって私たちは罪から解放され神のもとに平和でいられるという希望を持つことができるようになりました。