士師記3章1~11節
イスラエルの人々が主を叫び求めると、主は一人の救助者、すなわちカレブの弟ケナズの子オトニエルを起こし、イスラエルの人々を救われた。(9節)
黙想
イスラエルの人々は豊饒なカナンに入ると、主を忘れたり第一とせずに主の目に悪とされることを行ったため、主が外敵に渡されました。せっかく父祖の地に戻ったのもつかの間、彼らは再び支配されてしまったのです。
8年間の苦難の後に主はオトニエルを士師として立てて、外敵を追い、その後40年間平穏な日々が続きました。8年の苦難はイスラエルの人々が主に立ち返るために必要な期間でした。
主は苦難を与えて、人々にご自分を思い出させ、立ち帰るように導かれます。主の業はそれぞれの時代に着実に進められています。
今日も主の祝福をお祈りいたします。