士師記1章22~36節
エフライムは、ゲゼルに住んでいたカナン人を追い出さなかったので、カナン人はゲゼルに、すなわちエフライムの中に住み続けた。(29節)
 
黙想
イスラエルの民には12部族があり、それぞれがカナンの地に定住していきました。カナン定住については諸説あります。
 
その説の一つですが、カナンには大河はなく定住するには飲み水の確保が問題でした。ところが荒野をわたったイスラエルの民はその技術を身につけていたと考えられ、考古学調査によればイスラエルがカナンに入った年代に井戸や給水施設が幾つも見つかっています。カナンに住み着いていた人々がイスラエルの神である主を受け入れ一緒に暮らした可能性があります。
 
イエス・キリストによって主を知るならばこの可能性には説得力があります。旧約に描かれた主はイエス・キリストが啓示した主だからです。今日も主の祝福をお祈りいたします。