フィレモンへの手紙15~25節
オネシモは、とりわけ私にとってそうですが、あなたにとってはなおさらのこと、一人の人間としても、主を信じる者としても、愛する兄弟であるはずです。(16節)

黙想
どんな身分の人でもキリストは招いてくださいます。オネシモはフィレモンの奴隷でしたがキリストに招かれ、キリストを信じて教会に加わりました。
オネシモはフィレモンの奴隷でしたが、パウロはフィレモンにオネシモを兄弟として接するように勧めています。

フィレモンはキリストを信じる者としてパウロが自分に書き送った手紙の意図を理解したにちがいありません。当時の社会慣習では考えられないことが起こったのです。

身分の違いは人間の価値の違いを意味しません。キリストにあって人は皆、平等であり、兄弟姉妹です。

明日からは士師記を黙想します。今日も主の祝福をお祈りいたします。