出エジプト記38章21~31節
幕屋建設の記録は、モーセの命令により、祭司アロンの子イタマルの監督のもとに、レビ人が担当した。ユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルは、主がモーセに命じられたことをことごとく行い、ダン族のアヒサマクの子オホリアブは彼を助け、彫刻師、意匠を考案する者およびつづれ織をする者となった。(21~23節より)
黙想:
幕屋建設には記録係、製作係、彫刻・意匠・織物係が携わりました。そして献納にはすべての人がかかわりました。神の働きのために各自が喜んで自分にできることを為し、それぞれに任された働きに忠実でした。このようにして神である主の指示通りの幕屋が建設されました。
つづれ織は中東に起源をもつ織り方で横糸だけで文様を表現する技法だそうです。日本にはシルクロードを通って飛鳥時代に伝わり西陣織などとして発展したそうです。
聖書も多くの人々の奉仕によって世界中に広がりました。主の働きを担う時、一人ひとりの働きは小さなものでも、主が用いてくださるならば大きな実りが得られることを教えられます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。