出エジプト記34章10~26節
主は言われた。「見よ、わたしは契約を結ぶ。わたしはあなたの民すべての前で驚くべき業を行う。それは全地のいかなる民にもいまだかつてなされたことのない業である。あなたと共にいるこの民は皆、主の業を見るであろう。わたしがあなたと共にあって行うことは恐るべきものである。」(10節)
黙想:
神である主は人と契約を結ばれました。契約を結ぶというのは法律的な行為に思われがちです。しかしこれは文字に書くことによって何世代にもわたってお互いに約束を守ることですから世代を超えて信義を守るということなのです。
旧約聖書に描かれているのは、人は神との約束を破るが神は人との約束を守り通すということです。神は人々の神であり続け、人々を救い出すことを諦めません。それは時として厳しい裁きとして現れることがありますが、それは私たちを捨て去ることがないということなのです。
この神の他に苦難から救い出してくださるお方はありません。今日も主の祝福をお祈りいたします。