出エジプト記29章10~37節
あなたはわたしが命じたとおり、アロンとその子らのために七日の間任職式を行いなさい。罪の贖いのために毎日、贖罪の献げ物の雄牛をささげ、祭壇のために罪の贖いの儀式を行って、それを清め、またそれに油を注いで聖別しなさい。(35,36節)
黙想:
任職式の最重要な儀式は神である主が任職者の罪を赦し聖くすることです。任職者は犠牲の動物の頭に手を置いて祈り、罪を動物に負ってもらって主にささげ聖くしてもらいます。
動物は家族であり財産でありかけがえのないものでした。一番手放したくないものを献げることは耐え難いことです。しかしそのようにしなければ罪は赦されませんでした。人は神の前に立てない者であることを自覚し、それでもなお神に赦しを願って生かしていただくのです。
イエス様は十字架で罪人として死なれ、私たちすべての罪を執り成してくださいました。今も父なる神の右で執り成しておられます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。