出エジプト記26章1~14節
幕屋を覆う十枚の幕を織りなさい。
亜麻のより糸、青、紫、緋色の糸を使って意匠家の描いたケルビムの模様を織り上げなさい。
次に、山羊の毛を使って十一枚の幕を作り、幕屋を覆う天幕としなさい。
最後に、赤く染めた雄羊の毛皮で天幕の覆いを作り、更にその上をじゅごんの皮の覆いでおおう。
(1,7,14節)
黙想:
幕屋は4種類のもので覆いました。一番内側は主がエデンの東に置いたケルビムの模様を青、紫、緋色の糸で描いた亜麻布、その外側には順に山羊の毛で作った布、雄羊の毛皮、じゅごんの皮でした。じゅごんは地中海にも生息していたそうです。
幕屋は外側から内側に向かって徐々に聖なる空間とされました。
キリスト者は聖霊が降り神の宮とされました。その幕屋は肉体ですが、徐々に神が住まわれるところに向かって聖くされていることを、この幕屋建設の指示からうかがい知ることができます。私たちは罪の誘惑から自由ではないにもかかわらず、神の宮とされています。今日も主の祝福をお祈りいたします。