出エジプト記16章21~36節
モーセは彼らに言った。「これは、主が仰せられたことである。明日は休息の日、主の聖なる安息日である。焼くものは焼き、煮るものは煮て、余った分は明日の朝まで蓄えておきなさい。」(23節)
黙想:
新約聖書には安息日に休むことが悪いかのように感じるところがありますが、そうではありません。安息日は人間性を取り戻すための日です。
労働は美徳という価値観の下では働き過ぎて自分を見失います。7日の生活リズムの中で、働かずに私たちを造ってくださった神のことを思う日を持つことは自分を取り戻すことです。安息日を教条的に無理矢理何もしない日とするのではなく、自分を取り戻す日として過ごすならば、人はいつまでも安らぎのうちに生きることが出来るでしょう。
今日も主の祝福をお祈りいたします。