出エジプト記12章29~36節
真夜中になって、主はエジプトの国ですべての初子を撃たれた。王座に座しているファラオの初子から牢屋につながれている捕虜の初子まで、また家畜の初子もことごとく撃たれた。(29節)
黙想:
映画「エクソダス-神と王」にはファラオの成人した長男が死ぬ場面が描かれていて、跡継ぎを失ったファラオの深い悲しみが伝わってきました。愛する者を失う苦しみは耐え難いものです。
このファラオの悲しみから、主がイスラエル(神の民)の苦しみをどのように知ったかを感じることが出来ます。遂にファラオはイスラエル人をエジプトから去らせました。
ファラオの抵抗は主の前には空しいものでしたし、彼はそれを知るまでにあまりにも多くの大切なものを失いました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。