出エジプト記１２章１４～２８節
また、あなたたちの子供が、『この儀式にはどういう意味があるのですか』と尋ねるときは、こう答えなさい。
『これが主の過越の犠牲である。主がエジプト人を撃たれたとき、エジプトにいたイスラエルの人々の家を過ぎ越し、我々の家を救われたのである』と。」
民はひれ伏して礼拝した。（２６，２７節）
 
黙想：
除酵祭は主の過越しから１週間続く儀式です。イスラエル人がエジプトを脱出した夜，パン種を入れないパンをもって出たことを記念して，酵母の入っていないパンや苦菜を食べます。エジプト脱出の記憶を引き継ぐための儀式です。
 
出エジプトは主が束縛から解放して自由にしてくださった出来事であることを人々は代々引き継いでいます。私たちキリスト者は過越祭の前後に起きた主の十字架と復活の出来事を、主が私たちを罪から解放して自由にしてくださった出来事として記憶し続けるために、ユダヤの過越祭の翌日を復活祭（イースター）として祝い続けています。
 
今日も主の祝福をお祈りいたします。