出エジプト記6章14~30節
アムラムは叔母ヨケベドを妻に迎えた。彼女の産んだ子がアロンとモーセである。アムラムの生涯は百三十七年であった。(20節)
黙想:
系図は与えられた任務を遂行する意志を確実にするためにも用いられます。出エジプトを率いることになったモーセとアロンはヤコブ、すなわちイスラエル(神の民)の子で、祭司職レビの子孫でした。その彼らに出エジプトを成し遂げる任務が与えられたのは系図によって明らかでした。
ただし、血統は神の目からすれば無意味と言っても良いでしょう。神はアブラハムの子孫を石からでも作り出すことがお出来になる、とイエス様は言われて、血統の権威を吹聴する人々の傲慢さを厳しく裁かれました。キリストを信じる人々は血統によらず、神の民の系図に連なっています。
今日も主の祝福をお祈りいたします。