出エジプト記5章1~14節
その後、モーセとアロンはファラオのもとに出かけて行き、言った。「イスラエルの神、主がこう言われました。『わたしの民を去らせて、荒れ野でわたしのために祭りを行わせなさい』と。」(1節)
 
黙想:
モーセはファラオに会い、イスラエルの人々をエジプトから去らせるように伝えましたが、ファラオはそれを許さず、かえって重労働を与えました。
 
ファラオは神の名を知らなかったのです。「主」という神の名は十戒の第三戒に「主の名をみだりに唱えてはならない」というのがあるので、このように呼ぶ習わしになったもので、「私はある」という言葉から派生しています。
 
ファラオの建前はイスラエル人が増えすぎないように、というものでしたが、実態は都市建設の労働者として働かせるというものでした。ファラオのこの態度は後に災いをもたらします。
 
今日も主の祝福をお祈りいたします。