出エジプト記1章15~22節
ファラオは全国民に命じた。「生まれた男の子は、一人残らずナイル川にほうり込め。女の子は皆、生かしておけ。」(22節)
黙想:
ヘブライ人とは、イスラエル人が元々はメソポタミアから来た人々であったことを表している言葉です。強制労働を課してもヘブライ人が増えたため、恐れたファラオは男の赤ん坊をナイル川に放り込むように命じました。ファラオは王として君臨しているのでこのような命令を出しました。しかし人は神がお造りになり、祝福された存在だという認識があればこのような命令は出せるわけありません。
教会がすべての人は祝福された存在であるということを忘れるならば、ファラオと同じ過ちを犯します。神に気づいているかまだ気づいていないかの違いはあっても、神の目には同じ愛されるべき存在です。
今日も主の祝福をお祈りいたします。