マタイによる福音書27章27~44節
他人は救ったのに、自分は救えない。イスラエルの王だ。今すぐ十字架から降りるがいい。そうすれば、信じてやろう。(42節)
黙想:
イエス様がエルサレムに来た時には歓声を上げて迎えた人々はイエス様が捕らえられて十字架につけられると、今度はイエス様を侮辱しました。人々はイエス様を自分たちのアイドル救い主にしていて、アイドルが自分たちの思い通りに動かなかったので攻撃したのです。これってSNSの「炎上」と同じじゃないかと思わされます。人の罪が燃え上っています。
もしこの時イエス様が奇跡を起こせば人々は再びイエス様を救い主としたことでしょう。しかしそれは神を信じる生き方とは真逆の生き方です。イエス様はそのようなどうしようもない人間を救うために十字架で死なれました。イエス様の死の意味を知るならば、人は神を信じる生き方をせざるを得なくなります。
今日も主の祝福をお祈りいたします。