マタイによる福音書27章1~10節
そのころ、イエスを裏切ったユダは、イエスに有罪の判決が下ったのを知って後悔し、銀貨三十枚を祭司長たちや長老たちに返そうとして、「わたしは罪のない人の血を売り渡し、罪を犯しました」と言った。しかし彼らは、「我々の知ったことではない。お前の問題だ」と言った。そこで、ユダは銀貨を神殿に投げ込んで立ち去り、首をつって死んだ。(27章3~5節)
黙想:
イエス様を裏切ったユダは後悔して祭司長や長老の所に行きましたが、彼らは「我々の知ったことではない。お前の問題だ」と言って、ユダを突き放しました。彼の間違いはイエス様の元に行かなかったことです。
イエス様はユダの裏切りをお赦しになって、ユダに働きを与えたことでしょう。回心したユダは弟子たちの中で一番イエス様を宣べ伝える者になっていたと思います。
どんなに取り返しがつかないことをしたとしても、イエス様の元に行って心から赦しを願うならば、イエス様は父なる神に執り成してくださいます。神を忘れなければ何回でもやり直すことができ、どんなときにも希望は残されています。
今日も主の祝福をお祈りいたします。