マタイによる福音書23章13~24節
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷、いのんど、茴香の十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。(23節)
黙想:
律法学者は聖書の専門家、ファリサイ派は律法を厳格に守る人々で、どちらも人々から尊敬されていました。しかし彼らは聖書を研究し実践していると公言しながら、名誉やお金を好み、汚れた人や貧しい人を見捨てていました。イエス様は彼らが神の御心に反し、正義、慈悲、誠実をないがしろにしていることを裁かれました。
彼らは神を自分たちの思いによって理解していたのです。一所懸命に学び、努力しても神の御心を知ることはできません。虚心に聖書を読み神の御心を求めて祈るならば、神は御心を示してくださいます。今日も主の祝福をお祈りいたします。