マタイによる福音書22章15~22節
「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」(21節)
 
今日は東日本男震災が起きたことを記憶する日です。被災した人たちの思いが形になり、安心して暮らせる町ができますように祈ります。
 
さて、ユダヤの民はローマ帝国に税金を払わなければなりませんでした。イエス様は悪意の人たちの質問に、お金に誰の肖像と銘が描かれているかと問い、ローマ皇帝だという答えを聞いて、皇帝に返しなさいと答えられました。
 
一方で神のものは神に返しなさいと言われました。神のものとは私たちを生かすためのすべてのもので、それらに値段はついていませんが大切なものです。それらは神のものですから、神に返さなければなりません。私たちが忘れてはならないことです。
 
今日も主の祝福をお祈りいたします。