マタイによる福音書16章13~28節
自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのために命を失う者は、それを得る。(25節)
黙想
ペトロがイエス様を救い主キリストと証しした後に、イエス様は死と復活を予告されました。キリストと受難とは一体であることが明かされています。
イエス様は「命」について常識とは逆のことを言われました。この「命」とは心臓が動いているという意味の命ではありません。人生に空しさを感じたり、無気力となって何もできない状態は「命」が失われている状態です。希望を持って今を生き生きと過ごすことこそ「命」です。
イエス様は私たちをこのような死ではなく「命」へと移されるために、十字架の死を遂げ、復活なさいました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。