マタイによる福音書14章13~21節
群衆には草の上に座るようにお命じになった。そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。(19節)
黙想:
十分な準備をして事に臨みたいと思っていても、不足を感じるのは人の常ではないかと思います。決断するのではなく、他からの要因で動き始めることが多いことをいつも反省させられます。
イエス様は、私たちが持っているものを感謝し、それを与えてくださった神を讃えて行動に移す時に、神は思いもよらぬ恵みを与えてくださることをお示しになりました。5個のパンと2匹の魚では不足だと考えて動かないのが人間であり、神はそれで充分だと行動を促されます。
主なる神の恵みに感謝して一歩を踏み出せば私たちは満ちたります。今日も主の祝福をお祈りいたします。