マタイによる福音書14章1~12節
そのころ、領主ヘロデはイエスの評判を聞き、家来たちにこう言った。「あれは洗礼者ヨハネだ。死者の中から生き返ったのだ。だから、奇跡を行う力が彼に働いている。」(1、2節)
黙想
イエス様の評判はガリラヤ地方を治めていたヘロデ・アンティパスにも届きました。そしてイエス様を自分が殺した洗礼者ヨハネではないかと恐れました。
ヘロデは猜疑心が強く、律法違反を指摘した唯一の人ヨハネを殺していました。そのヨハネが生き返ったと恐れたのです。人は疑心暗鬼になると事実が見えなくなります。自分を執着しているものから開放することは簡単ではありません。不可能と言ってもいいでしょう。
主なる神を信じ、神の御旨を求めるならば、神はいろいろな執着から開放してくださいます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。