マタイによる福音書13章31~43節
人の子は天使たちを遣わし、つまずきとなるものすべてと不法を行う者どもを自分の国から集めさせ、燃え盛る炉の中に投げ込ませるのである。彼らは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。(41~43節)

黙想
神の国はすでにすぐ近くにあっても、現実には悪が栄えているように見えます。正しい人々は必ずしも表面には現れていません。だからと言って、神の国は来ないと諦めてはなりません。終わりの日には悪は滅ぼされ、(自分で正しいと思っている人ではなく)神の目に正しいとされた人々は主のもとで輝きます。

今は耐え忍ばなければならないかと問うならば、そうではありません。主の道は心軽やかです。それぞれの人が生きていても良いのだと知らされ、競争ではなく協調を大切にして生きるからです。

今日も主の祝福をお祈りいたします。