マタイによる福音書12章1~21節
人の子は安息日の主なのである。(8節)
黙想
法治主義は人々を縛り、法の支配は権力(者)を縛るのだそうです。法律をどのように解釈するかによって全く違う社会が現れることを示しているように思います。
安息日規定とは週の最後の日(金曜日の日没から土曜日の日没まで)は労働してはならないというものでした。しかしイエス様は安息日に空腹の弟子が麦の穂を摘んで食べることを許し、手が不自由な人を癒されました。それは人々を愛しておられることをお示しになっただけでなく、厳格に律法を守るファリサイ派の人々の安息日解釈が間違っていることをお示しになられたことでもありました。
法は人々を活かすためにあります。安息日を含めすべての日は主なる神が支配しておられます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。