ヨハネの手紙第三・1~15節
愛する者よ、悪いことではなく、善いことを見倣ってください。善を行う者は神に属する人であり、悪を行う者は、神を見たことのない人です。(11節)
黙想
在るがままに生きて、その生の中で善を行うということは私たちには不可能としか思えません。人は善も悪も行うということを経験から知っていますから、生き方を制約しないかぎり善のみをおこなうことはできないと思っています。
しかし、神が人を愛しておられることを知るならば、可能な道が見えてきます。そのヒントは、「行う」ということであって、「行った結果を判断するものではない」ということにあります。私を愛しておられる神を私が愛するならば、その神の言葉に従おうという生き方を自らが選び取り、自由な心によって善をおこなうことへと向けられていくからです。
今日も主の祝福をお祈りいたします。