ダニエル書4章1~18節
人間の王国を支配するのは、いと高き神であり、この神は御旨のままにそれをだれにでも与え、また、最も卑しい人をその上に立てることもできるということを、人間に知らせるためである。(14節より)

黙想
人がある地位にいるのはその人の努力によるものではなく、主なる神の御旨であることを人は覚えなければなりません。これは努力を否定するのではなく、地位は人間の価値を測る尺度ではないことを意味します。

それぞれに与えられた職務はどれも必要なもので、神はそれをそれぞれの人に与えているのです。だから神は必要とあれば最も卑しいとされる人を一国の指導者の上に立てることもできるのだと告げ、私たちを戒めています。

このことを信じる人はどのような迫害にあっても困難を乗り越えることができるでしょう。また驕ることなく神を賛美するでしょう。
今日も主の祝福をお祈りいたします。