エレミヤ書41章1~18節
ネタンヤの子イシュマエルと、彼と共にいた十人の部下は、突然襲いかかって、バビロンの王がその地に立てて総督としたシャファンの孫でアヒカムの子であるゲダルヤを剣にかけて殺した。(2節)

黙想:
ユダ国が滅びてもバビロンに対する反乱は収まらず、王族の一人だったイシュマエルは総督ゲダルヤを暗殺してしまいました。神はユダ国を裁き、悪の道から立ち帰らせようとしているのに、イシュマエルは気づきませんでした。既得権益を守ることに必死になると神の御業が見えなくなります。

私たちは災難に遭いたくないと思いますが、災難に遭ったとしても、その中で真実に神の御心を求めつつ生きることの大切さを思い出さなければなりません。いつも良いことばかり起きる人生はありません。苦しい時にこそ生き方が問われるのです。
今日も主の祝福をお祈りいたします。