ローマの信徒への手紙12章1~8節
一つの体の中に多くの部分があっても、みな同じ働きをしているわけではありません。それと同じように、私たちも数は多いが、キリストにあって一つの体であり、一人一人が互いに部分なのです。(4、5節)

黙想:
社会は一人くらいいなくても成り立つと考えて、自分は何とか社会の役にたたなければ生きている価値がないと不安に思う人がいるかも知れません。しかし神は、誰一人として不要な人はいない、一人ひとりが互いに部分であり全体でキリストにある一つの体なのだと告げています。

役に立つかどうかではなく、存在すること自体に意味があり、お互いに影響を与えています。誰であれ人と接すればいわゆるトゲやささくれで痛い思いをしますが、それが生きる実感です。そして一緒なら楽しい思いもしますよ。

今日も主の祝福をお祈りいたします。