ローマの信徒への手紙9章1~13節
すなわち、肉による子どもが神の子どもではなく、約束による子どもが子孫に数えられるのです。(8節)
 
黙想:
自分は何者なのか、何のために生きているのか、という問いは根源的なものです。
母から生まれた者であることは間違いないけれども、それだけでは生きていて良いのかどうかは分かりません。
 
生まれた時に母が死んでしまったことを自分のせいだと悩む詩人はI was born(生まれさせられた)という詩を書きました。
自分の生は母の死という悲しみを背負っていたのでしょう。誰がこの悲しみを取り除くことができるでしょうか。
 
神とその神の約束を信じれば神が我が子としてその悲しみを取り除いてくださいます。
陰府にまで降られるお方だから母の悲しみも、子の悲しみも癒してくださいます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。