詩編140編1~14節
主よ、邪悪な人間から私を助け出し、暴虐の者から私を守ってください。(2節)

黙想:
偉人と言われる人にも弱さがあります。彼らは弱さに目を奪われるのではなく、見い出した目標に向かって進んでいく力強さを持っています。この詩の詩人は命を狙われるという弱さの中でも主に仕えるという目標を失ってはいませんでした。そして主に呼びかけて、守ってくださるよう祈っています。この祈りはもう駄目だと思える時に力を発揮します。祈られていることを知ることはなおさら折れそうな心を奮い立たせてくれます。強さを求めるのではなく主を求めることが私たちを真に強くします。今日も主の祝福をお祈りいたします。