申命記15章1~11節
免除のしかたは次のとおりである。すべての貸し主は隣人に貸したものを免除しなければならない。隣人や同胞から取り立ててはならない。主が負債免除を告知されたからである。(2節)
黙想:
神は信仰者が正しく行動するだけでなく、寛大であることを願っておられます。
貸す人が負債を負った人に正当に接するだけでなく、愛を持って接することを求めておられます。
現代の信用経済のもとでは借金を元手に事業を展開するので、神の御言葉に従うならば信用経済の仕組みを変えなければならないでしょう。それは借金の巨大な自転車操業だからです。何かを生み出し続けなければ経済は倒れてしまいます。
しかしお金を借りなければ生きていけない人々のことを忘れてはなりません。
神はそのような人々を心にかけています。
恵みによって自由にされ、新しい命に生まれ変わった信仰者は愛によって行動するよう促されています。
今日も主の祝福をお祈りします。