マタイによる福音書27章45~56節
百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「まことに、この人は神の子だった」と言った。(54節)
黙想:
今日はイエス様が十字架で死なれたことを覚える聖金曜日です。
生まれた時は馬小屋で飼葉桶の中、死ぬ時は重罪人が受ける十字架。イエス様の人生はこの世に生を受けて何の意味があったのだろうかと思えるほどの無意味なものでした。
しかしその生きざまに神を見た人がいました。
イエス様の人生は、人生に意味などないと思われるほどの究極の辛酸でありながら、その生が輝いていました。
イエス様の人生を想えば、どんな人も自分の人生に意味があることを思わされます。
受難週を覚え、主の祝福を祈ります。