ヨハネによる福音書19章1~16節
イエスは茨の冠をかぶり、紫の衣を着て、出て来られた。ピラトは、「見よ、この人だ」と言った。(5節)
黙想:
イエス様が死刑判決を受ける場面は読むたびに憤りを感じます。
ピラトはイエス様に罪がないとユダヤ人たちに何度も宣言しますが、最終的に死刑を言い渡しました。それは保身のためです。
ユダヤ人たちはイエス様が社会の中で顧みられなかった人々を癒し立ち直らせたことに目を向けるのではなく、律法を守らなかったことでイエスに憎しみを向けました。
おそらくそこにはイエス様が助けた人たちはいなかったでしょう。力ない者たちの声はかき消されています。
人の心にある醜いものが一気に噴出しています。
それでもイエス様はご自分のすべきことを為されました。
今日も主の祝福を祈ります。