ヨハネによる福音書9章35~41節
イエスは言われた。「私がこの世に来たのは、裁くためである。こうして、見えない者は見えるようになり、見える者は見えないようになる。」 (39節)

黙想:
3章には「神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。 」(17節)と書かれているのに、ここには「私がこの世に来たのは、裁くためである。」と書かれており、矛盾していると思われる方がおられるかもしれません。

文字だけだと理解に苦しみますが裁くことは分けることで、罪ある者とそうでない者とに分けられた後に、罪ある者には更生の道が開かれることを知れば理解できるのではないかと思います。

見える者が見えないようになるのは、見えている(分かっている、知っている)と思っていた者が、実は見えていないことを悟ることです。

真理を知ることから神に立ち帰る更生の道が始まります。

今日も主の祝福を祈ります。