エフェソの信徒への手紙4章25~32節
偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。(25節より)
黙想:
体はいろいろな部分が自律的に連携して一人の人となっています。
意志を持って働くことも無意識のうちに働くことも含めて、実にうまく連携しています。
そうやって命がある。
中枢がすべてを支配しているのではなく、自律分散的に全体が統御されています。
それと同じように、キリストを心の内に迎えている人々は互いに自律的に一つの体のようになります。
その中の誰かが全体を支配しているわけではないのに、一人ひとりが自立して考え行動することがキリストを表わすのです。
そのようなつながりで互いに認め、互いに助け合うようになります。
良いクリスマスをお迎えください。