エフェソの信徒への手紙2章1~7節
あなたがたは、以前は自分の過ちと罪のために死んでいたのです。(1節より)
黙想:
キリストは、人は生きていても死んでおり、死んでもなお生きることを教えます。
死は肉体の死ではありません。
使徒パウロが私たちに「死んでいた」と書き記すのは自分や社会を否定し閉じこもっている状態や、欲望や感情のままに反応する状態などを表しています。
このように理解すれば誰でも自分は死んでいた、あるいは死んでいるということが分かります。
それは自分がどういう存在かを知らない状態です。
存在の根源を知った時、人は平安を得て生きるものとなります。
今日も主の祝福を祈ります。